京都・大原。
運を開くとされる鍵を握る大黒尊天をまつる縁結びの寺。
人と人との善き結びを祈り、命根石に手を添えて、しあわせを呼ぶ。
大黒山 北寺(だいこくさん きたでら)は、京都市左京区大原、途中峠へと向かう府道沿いに静かに佇む寺です。日蓮宗系単立本山「大黒本宗」の総本山として、福相大黒尊天をご本尊にお祀りし、法華曼荼羅をご安置申し上げております。
創建の詳しい年代は明らかではありませんが、泰清院日寛上人を開山と仰ぐと伝えられております。「北寺(きたでら)」の名で土地の方々に親しまれ、近年では昭和五十七年(一九八二年)に現在の大黒堂が再建されました。
古くより縁結びの信仰篤く、男女の仲はもとより、あらゆる人と人との善き結びつきを祈るお寺として、近隣はもとより遠方からも参拝の絶えない祈りの場所でございます。
本尊の福相大黒尊天は左足を一歩前に踏み出したお姿。これを「走り大黒」と称し、衆生のお願い事を迅速に叶えてくださるとされております。台座には田畑・蔵・舟・二股大根が刻まれ、福徳の象徴とされます。
大黒堂の堂内左に祀られる、重さ約一九〇キロのメノウの原石。手を触れると幸せを呼ぶと伝えられ、参拝の方々が静かに手を添えてゆかれます。
境内の観音堂には福相聖観世音菩薩を、また水掛鬼子母尊神をお祀りし、水児供養の場としても多くの方が訪れます。秋には参道の紅葉が境内を彩ります。
大黒天のご縁日「甲子(きのえね)」は、十干の初め「甲」と十二支の初め「子」が重なる、最も縁起のよい日。六十日に一度、年に六回めぐってまいります。前日の夜より「子の日・子の刻参り」として祈祷が厳修されます。
新年の良き縁・福徳を祈り、ご家族・大切な方とともにお詣りいただける時節です。新年最初の甲子日は特に賑わいます。
水掛鬼子母尊神の御前にて、水児(みずこ)のご供養を執り行います。お子様の安らかなる成仏を、心を込めてお祈り申し上げます。
夏の甲子日に合わせ、無病息災・家内安全をご祈念。山あいの大原は涼やかで、心静かに祈りの時を過ごせます。
境内および周辺は紅葉の名所として知られ、十一月には参道が錦に染まります。落ち着いた古刹の風情の中、晩秋のひとときをお過ごしください。
一年の感謝と新年の福徳開運を願う祈祷を執り行います。年内最後の甲子日には、本年の御礼参りに多くの方がお詣りに参ります。
男女の良縁、また仕事・友人・人生に関わるあらゆる「人と人との善き結び」をお祈りいたします。当寺ならではの祈祷です。
福相大黒尊天は福徳・財宝・開運の神。事業の隆昌、家門の繁栄を、走り大黒の御加護のもとお祈り申し上げます。
ご家族の健康と平穏、また水掛鬼子母尊神の御前での水児供養も承ります。心静かに手を合わせる時間を大切にいたします。
良縁成就 ― 走り大黒の御加護
参拝の証 ― 甲子日特別印あり
しあわせを呼ぶ ― 縁起の石